国内ツアーのレミゼラブルを見ました
昨日はサンフランシスコに行く用事があったので、休暇をとって、アムトラック(電車)で行った。電車で行った理由は道中ハリーポッターの本が読めるから(笑)。そしたら通路をはさんで座った親子もハリポタの本を持っていて、それはいいんだけどなんと娘がお母さんに朗読して聞かせていた(怒)。をいをいをい、こっちだって読んでいるんです、気が散るじゃないか!iPod Shuffleを持っていてよかった~。
で、せっかくSFにきたのだから、と国内ツアーでSF公演をしているレミゼラブルを6年ぶりにみた。最後に見たのは1999年のツアーでサットン・フォスターがエポニーヌをしていた時で、まだ彼女はミリーもやっていなくてブロードウェイデビュー前だったけど、すっごくよかったのをはっきりと覚えている。今回のツアーはSFに来るのは最後!というPRをしているので、チケットの売れ行きがいいらしく、マチネでももうほとんどいい席が残っていなかったから、非常に久しぶりにバルコニー席に座ってしまった。もちろん役者の顔とかよくみえないけど、フォーメーションがよく見えるし、作品全体を楽しむには丁度いい感じだった。
バルジャンがブロードウェイの千秋楽でバルジャンをやったKeith Randalで彼の歌声、演技はぐーんと心に染みた。ジャベールはRobert Huntで可もなく不可もなく。威厳っていうのがあまり感じられなかったのがマイナスかな。月曜日にミュージックサーカスで「美女と野獣」のビーストを演じたWilliam Michalsのコンサートに行って、そこで彼も"Stars"を歌っていて、衣装もつけずに4ピースバンドで歌ったにもかかわらず、すごくいいバリトンを聞かされたので、それがまだ耳に残っている感じ。
マリウスはぱっと見がフィリピーノ?と思わせるアジア系で髪の毛が天然パーマ(巻き毛じゃない)で、どこかで見た顔。でも名前がピンとこないから、フィリピーノでよくいるタイプなんだろうか。声は綺麗だったけど・・フランス人って感じじゃないよね。ファンティーヌがやはりフィリピーノで演じられているし(今回も過去も)まあそういう「お約束」ってことにしてあるんだろうけどね。そのファンティーヌは、なんと先月オレンジカウンティに出張にいった時とまったホテルの従業員の人と話していて、「僕の従姉妹がレミゼでファンテイーヌやっているんだ」なんていってた人だった。世間は狭い。なんだか遠くからみて歌穂ちゃんに似てた(笑)。アンジェラスは長身で、それこそ同人誌(笑)に描かれているようなアンジェラス。足がなが~~~い。歌はまあまあ、カリスマ性はあの長身でうむをいわせない、という感じ。
ハプニングはバリケードの襲撃で起こった。例の「スナイパーだ!」っていうところなんだけど、セリフの前にスナイパーの銃弾の音がするはずなんだけど、スナイパーさん、昼寝してたのか、ストライキ中なのか、はたまたトイレに行ってたのか、銃弾の音響(というより本当に撃ってるんだけど)がしなかった。でも学生は機転を利かせて、ちゃんと「スナイパー!」というセリフをいって、バルジャンがスナイパーに向かって撃つ(スナイパーを射殺)、という段取りをちゃんと踏んだ。なのに、スナイパーは撃ち返してしまった(爆)。そこで他の学生がまたアドリブで撃たれた様子で「あああああ~」とバリケードに倒れ掛かった。キャストは驚くやら笑いをこらえるのが必死やら(笑)。
残念ながら都合でジャベールの自殺の歌のあとに劇場を去らなければならなかったけれど、十分満足して帰ることができた。やっぱり私はレミゼが好きなんだな。こんどレミゼを見ることができるのはいつなんだろう。
ところで8月の観劇スケジュールが(私にしては)またすごいことになっている(笑)。1ヶ月で5本(もしかしたら6本)、しかも3本は1週間のうちに見る予定。泊まりの出張も2回だ。いつレポが仕上がるの>ぢぶん。
で、せっかくSFにきたのだから、と国内ツアーでSF公演をしているレミゼラブルを6年ぶりにみた。最後に見たのは1999年のツアーでサットン・フォスターがエポニーヌをしていた時で、まだ彼女はミリーもやっていなくてブロードウェイデビュー前だったけど、すっごくよかったのをはっきりと覚えている。今回のツアーはSFに来るのは最後!というPRをしているので、チケットの売れ行きがいいらしく、マチネでももうほとんどいい席が残っていなかったから、非常に久しぶりにバルコニー席に座ってしまった。もちろん役者の顔とかよくみえないけど、フォーメーションがよく見えるし、作品全体を楽しむには丁度いい感じだった。
バルジャンがブロードウェイの千秋楽でバルジャンをやったKeith Randalで彼の歌声、演技はぐーんと心に染みた。ジャベールはRobert Huntで可もなく不可もなく。威厳っていうのがあまり感じられなかったのがマイナスかな。月曜日にミュージックサーカスで「美女と野獣」のビーストを演じたWilliam Michalsのコンサートに行って、そこで彼も"Stars"を歌っていて、衣装もつけずに4ピースバンドで歌ったにもかかわらず、すごくいいバリトンを聞かされたので、それがまだ耳に残っている感じ。
マリウスはぱっと見がフィリピーノ?と思わせるアジア系で髪の毛が天然パーマ(巻き毛じゃない)で、どこかで見た顔。でも名前がピンとこないから、フィリピーノでよくいるタイプなんだろうか。声は綺麗だったけど・・フランス人って感じじゃないよね。ファンティーヌがやはりフィリピーノで演じられているし(今回も過去も)まあそういう「お約束」ってことにしてあるんだろうけどね。そのファンティーヌは、なんと先月オレンジカウンティに出張にいった時とまったホテルの従業員の人と話していて、「僕の従姉妹がレミゼでファンテイーヌやっているんだ」なんていってた人だった。世間は狭い。なんだか遠くからみて歌穂ちゃんに似てた(笑)。アンジェラスは長身で、それこそ同人誌(笑)に描かれているようなアンジェラス。足がなが~~~い。歌はまあまあ、カリスマ性はあの長身でうむをいわせない、という感じ。
ハプニングはバリケードの襲撃で起こった。例の「スナイパーだ!」っていうところなんだけど、セリフの前にスナイパーの銃弾の音がするはずなんだけど、スナイパーさん、昼寝してたのか、ストライキ中なのか、はたまたトイレに行ってたのか、銃弾の音響(というより本当に撃ってるんだけど)がしなかった。でも学生は機転を利かせて、ちゃんと「スナイパー!」というセリフをいって、バルジャンがスナイパーに向かって撃つ(スナイパーを射殺)、という段取りをちゃんと踏んだ。なのに、スナイパーは撃ち返してしまった(爆)。そこで他の学生がまたアドリブで撃たれた様子で「あああああ~」とバリケードに倒れ掛かった。キャストは驚くやら笑いをこらえるのが必死やら(笑)。
残念ながら都合でジャベールの自殺の歌のあとに劇場を去らなければならなかったけれど、十分満足して帰ることができた。やっぱり私はレミゼが好きなんだな。こんどレミゼを見ることができるのはいつなんだろう。
ところで8月の観劇スケジュールが(私にしては)またすごいことになっている(笑)。1ヶ月で5本(もしかしたら6本)、しかも3本は1週間のうちに見る予定。泊まりの出張も2回だ。いつレポが仕上がるの>ぢぶん。
by quast
| 2005-07-22 15:23
| その他の演劇
|
Comments(9)
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Sachiko
at 2005-07-22 20:50
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6年ぶりの「レミ」ですか。私なんて日本で毎年何度も観てます。そっちのほうが数段レベル高いんだろうな~。
>こんどレミゼを見ることができるのはいつなんだろう。
5月の里帰りでその気になれば観れたのに(笑)
私が9月に行くときもSFでメジャーなミュージカルやっていればいいのに・・・急遽決まったりしないですよね?
そうそう、サットン・フォスター「SP」(1997)のオリジナル・キャストなのでアンサンブルではB'wayデビューしてます。私も観ているはずなんですが。
>こんどレミゼを見ることができるのはいつなんだろう。
5月の里帰りでその気になれば観れたのに(笑)
私が9月に行くときもSFでメジャーなミュージカルやっていればいいのに・・・急遽決まったりしないですよね?
そうそう、サットン・フォスター「SP」(1997)のオリジナル・キャストなのでアンサンブルではB'wayデビューしてます。私も観ているはずなんですが。
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Rie
at 2005-07-22 22:16
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私も先月同じ劇場で見ましたよ~。
しかしその日はジャベールもバルジャンも代役でした。威厳はまったくなかったです。
フォンティーヌは代役ではありませんでしたが、フィリピンというよりはヒスパニックっぽい人で(あんまり区別つかないんですけど)、力強い歌い方が「闘うフォンティーヌ」って感じでした。とてもいろんな人にだまされてだまされたまま死んでゆく人には思えなかった・・・
しかしその日はジャベールもバルジャンも代役でした。威厳はまったくなかったです。
フォンティーヌは代役ではありませんでしたが、フィリピンというよりはヒスパニックっぽい人で(あんまり区別つかないんですけど)、力強い歌い方が「闘うフォンティーヌ」って感じでした。とてもいろんな人にだまされてだまされたまま死んでゆく人には思えなかった・・・
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quast at 2005-07-24 10:26
Sachikoさん、日本公演はもう一度で十分(笑)。サットンはBWデビューもうしていたんですね。ミリーはもともとアンダーだったはずだから、本当に彼女は運がいいし、運も実力のうち、っていいますからね。
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quast at 2005-07-24 10:27
Rieさん、そうそうSF近郊にすんでいたら見たいとおもう作品がよく上演されていますよね。
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quast at 2005-07-24 10:28
みどりんさん、ジャベもバルも代役だったのですか。ファンティーヌは公演の途中から変ったのですが、みどりんさんの時はもう今の人だったのかしら?戦うフォンティーヌ(笑)感じはうけなかったのですが。
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modern_millie at 2005-07-25 04:23
ツアーでも質の良いプロダクションをご覧になったそうで羨ましいです。私は「レント」と「南太平洋」を観たことがありますが、後者は役者達はただただひどいの一言でした。(プリンシパルはやる気がない)
それから、揚げ足を取るつもりは全くないのですが、サットン好きの一人としてひとこと。彼女のブロードウェイデビューは「グリース」のサンディ役です。元々はツアーで演じていたのですが、ブロードウェイのサンディ役の女優がショーを去ることになり、その後に演じる人がいなくなってしまったので、2週間だけ出演したそうです。ブロードウェイデビューでハンターと共演でき、カーテンコールでは彼と手をつないであいさつできたのは感激だったようです。
それから、揚げ足を取るつもりは全くないのですが、サットン好きの一人としてひとこと。彼女のブロードウェイデビューは「グリース」のサンディ役です。元々はツアーで演じていたのですが、ブロードウェイのサンディ役の女優がショーを去ることになり、その後に演じる人がいなくなってしまったので、2週間だけ出演したそうです。ブロードウェイデビューでハンターと共演でき、カーテンコールでは彼と手をつないであいさつできたのは感激だったようです。
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quast at 2005-07-26 02:21
Millieさん、南太平洋ってあのラカージュのGeorgeをリプレイスメントでやった人がでていた公演ですか?
サットンはまだ若いのにブロードウェイでいろいろな舞台に出ていたのですね。実力があるからなんでしょうね。
サットンはまだ若いのにブロードウェイでいろいろな舞台に出ていたのですね。実力があるからなんでしょうね。
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modern_millie at 2005-07-26 20:21
>quastさん
荷物のほとんどは置いてきてしまった(違う言い方をするとホストに取られた)ので役者の名前はわからないのですが、彼ではないですし、名が知られた方でないと思います。長身で声はかなり低いバリトンの方でした。
ちなみに、あんなにひどい俳優達に力一杯スタンディングオベーションをしている観客達は滑稽に見えました…。(苦笑)
荷物のほとんどは置いてきてしまった(違う言い方をするとホストに取られた)ので役者の名前はわからないのですが、彼ではないですし、名が知られた方でないと思います。長身で声はかなり低いバリトンの方でした。
ちなみに、あんなにひどい俳優達に力一杯スタンディングオベーションをしている観客達は滑稽に見えました…。(苦笑)