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Percision and Order
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インターミッションって?
インターミッションという用語は舞台芸術などで、幕間の休憩という意味です。ここでもホッと一息していってください。

本家の演劇関係サイトのネバーランドミュージカルコミュニティは、今引越し先を探しています。しばらくお待ちください。

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ブロードウェイの行方

コロナの影響でブロードウェイは9月までダーク。
私の見込みではワクチンが一般に出回るまでオープンしても採算がとれるためには一人芝居ぐらいしかできないでしょうね。

# by quast | 2020-05-15 10:36 | Comments(0)

2017 トニー賞 パフォーマンスと受賞者

今年のトニー賞の司会は映画でも舞台でも活躍しているKevin Spacyでしたが、オープニングのナンバーは自分が今までのトニー賞の司会をになったスター達に太刀打ちできないよーと自虐するのを今年のトニー賞ノミネート作品のナンバーの替え歌で歌う、という趣向で、ケビンが意外と歌えていて頑張ったなーという印象です。全体的に司会としては前面に出ないタイプね。でも物まねとかやってたな~。



トニー賞の受賞は今シーズンは新作が多かっただけあって、あまり一つの作品に集中しなくてみんなでわけあった感じね。

新作ミュージカルのパフォーマンスはというと、コメットさん以外はダンスシーンがなかったから、なんの前情報もない一般人がみたら、これが見てみたいと思わせるインパクトのあるパフォーマンスがなかったような感じだ。

Come From Away



Dear Evan Hansen





Groundhog Day



Natasha, Pierre, and the Great Comet of 1825




War Paint



Bandstand







最優秀ミュージカル作品賞 Dear Evan Hansen

最優秀リバイバルミュージカル作品賞 Hello Dolly!

最優秀ミュージカル主演男優賞 Ben Platt (Dear Evan Hansen)

最優秀ミュージカル主演女優賞 Bette Midler (Hello Dolly!)

最優秀ミュージカル助演男優賞 Gavin Creel (Hello Dolly!)

最優秀ミュージカル助演女優賞 Rachel Bay Jones (Dear Evan Hansen)

最優秀ミュージカル演出賞 Christopher Ashley (Come From Away)

最優秀ミュージカル楽曲賞 Benj Pasek and Justin Paul (Dear Evan Hansen)

最優秀ミュージカル脚本賞 Steven Levenson (Dear Evan Hansen) 

最優秀ミュージカル編曲賞 Alex Lacamoire (Dear Evan Hansen)

最優秀ミュージカル振付賞 Andy Blankenbuehler (Bandstand)

最優秀ミュージカル衣装賞 Santo Loquasto (Hello Dolly!)

最優秀ミュージカル装置賞 Mimi Lien (The Great Comet)

最優秀ミュージカル照明賞 Bradley King (The Great Comet)



# by quast | 2017-06-12 14:16 | ブロードウェイ・プレイビル情報 | Comments(0)

Oslo(オスロ)のこぼれ話

前回も書いたようにOsloは最初はリンカーンセンターの小劇場で上演されて、今シーズンブロードウェイ扱いの劇場にトランスファーされた。でもって、そのトランスファーにあたって変更されたところはあるのか、ダンに会った時に聞いてみたら面白いことがわかった。

オフブロードウェイの時Oslo3幕物で、上演時間も3時間超えていたらしい。トランスファーされる前はダンはKid Victoryというオフブロードウェイの舞台に出演中で、昼はリハーサル、夜はKid Victoryと非常に忙しかったというので、キャストもほぼ同じなのに、ブロードウェイの劇場(舞台)が大きいからリハーサルもじっくりやったの?と聞いたら、脚本が少し変更になったらしい。

まずブロードウェイトランスファーするにあたって、3時間以上の上演時間を3時間以内にしないといけなくなった。というのも、組合の関係でブロードウェイの劇場で上演される作品は上演時間が3時間超えると残業代がぐんと上がる、それも毎日のことだからプロデューサーはよっぽどのことがない限り上演時間を3時間以内に収めるそうだ。

そしてその3時間というのはインターミッションを含めての上演時間だから、休憩時間(大抵20分)を考慮しないといけない。Vivian Beaumont Theatreは客席が半円のようになっていて、オーケストラの前の方の席に座っていると、ハウスドアまでかなり長い傾斜の通路を上がっていかないとロビーに出れない。だから観客がトイレにいって戻ってこれる時間を考慮して3時間以内に収めるのだ。

また舞台自体が大きくなったため、セットの出し入れにかかる時間がオフブロードウェイの時より数分、十数秒長くなる。たったそれだけのことでもセリフやシーンを削らないといけないことになって、ブロードウェイの公演の台本が最終の正式な脚本として出版されるのだろうから、休憩時間、劇場の大きさ、舞台の大きさが最終脚本に影響するなんて思ってもみなかった。


# by quast | 2017-06-10 06:55 | 2017 NY | Comments(0)

ローマの休日 ミュージカル

6月3日 マチネ @ Golden Gate Theatre

ローマの休日 ミュージカル_a0009909_11533679.jpg

これはプレブロードウェイ作品で、ご存じ映画ローマの休日をコール・ポーターの楽曲を使いながらミュージカル化したものだ。クリエイティブチームはBeautiful The Musical Carol King Broadway Showを手掛けた人々で、あの作品もプレブロードウェイをSFで上演した。
果たして二匹目のどじょうはいるのか?

いままでジュークボックスミュージカル(例えばJersey BoysとかMammaMia, 最近ではBeautiful)とか映画からミュージカル化(TheLion King, Billy Elliot, Hairspray, Sunset Boulevard, Beauty and the Beastと上げればきりがない)とかいろいろあるけれど、ジュークボックスの場合は脚本はオリジナルだし、映画からミュージカル化の場合は楽曲はやっぱりオリジナルだ。(美女と野獣はオリジナル曲をあとで無理やりつけたけど、元々がミュージカルアニメーションだからジュークボックスミュージカルとは違う)。でもこの作品は既成のコール・ポーターの曲をローマの休日のストーリーにはめ込む形になっていて、曲があっているシーンとあってないシーンの差がありすぎたように思える。しかもコール・ポーターの版権を管理する団体から「KissMe Kate」と「Anything Goes]からの曲以外なら何でも使っていいと許可されたそうで、それでも有名なKMKAGからの曲が使えないのはネックになったかも。


この作品はワールドプレミアと歌っていないのは、実はすでに2001年にリージョナル劇場で1週間の上演があったのと、2012年にやはり歴史あるリージョナル劇場でキャストを変えて上演されたので、3度目の正直というところかもしれない。楽曲もだいぶ入れ替わっているようだ。

ストーリーは映画の通りに進むけど、まず映画には出てこないアン王女のおば様がシャペロン役として出てきてコメディ部門を担当している。GeorgiaEngel The Drowsy Chaperoneでも似たような役を演じていて、2012年の公演でのおば様とは全く違う雰囲気だ。彼女はTVでも有名なので、やっぱり一般人が見に行くブロードウェイ公演となると、そういうネームバリューが必要になってくるのだろう。

そのほか映画と違うのはジョーの友達のカメラマンのアービングにはイタリア人の恋人がいて、なかなかプロポーズしないとイラついている、という設定でサブプロットではないけれど、最初から最後までアン王女とジョーの話ばっかり、ということは避けられていた。ただこのキャストがアービングにはBeautifulのオリジナルキャストでもあり、またJersey Boysのフランキーの役でも活躍していたJerrodSpencerで、もちろん歌は超うまいし、サイドキックとしていい味を出していたし、アービングの恋人フランチェスカの役をSaraChaseが演じて、歌もダンスも安定していたし、カップルとしてはアン王女とジョーよりもよっぽどchemistryがあったので、余計にメインの二人が弱くみえたような気がする。

アン王女のStephanie Stylesは私は好感が持てたけど、やっぱり最初の10分ぐらいでのヨーロピアンツアーのシーンや着替えのシーンで、世間一般から離れたところで生まれ育った高貴な王族のプリンセスという雰囲気をだすのは難しく、それがないままローマの街に出てしまっては王女のお忍びの一日、という設定が全く生きてこない。

ジョーのDrew Gehlingはなんというか、ハンサムなだけ(笑)、私個人としては何の魅力も感じなんだけどWaitressにもOBCでキャストされているし、ブロードウェイで活躍できる何かを持っているんだろうなぁ。

この公演は長年のシアター友達と見たんだけど、インターミッションの時に私が彼に、面白い物語に必ず必要な葛藤やヒール役がないまま1幕が終わったと言い、2幕も結局ほとんど葛藤のないまま終了した。映画はオードリー・ヘップバーンの初々しい魅力とそして映画で楽しめるシネマグラフィがあったからヒットしたのだと思うけれど、ミュージカルはもう少し押しが強くないとサラーっと流れておしまいになってしまう。実際に上演時間は20分のインターミッションを入れても2時間弱だった。もちろん映画からあんまり離れたプロットにしてしまうと、映画ファンを怒らせることになるだろうし、難しいところだけどまだ話を膨らませる、とくにアン王女の葛藤(もちろん王室を捨てることはオプションにないけど、それでも年頃の女性として心が揺れるさまを盛り込むこともできたと思う。

クリエイティブチームはこの作品を来シーズンのブロードウェイに持っていきたいそうだけど、どの程度手を加えるのかな~?地元の批評はだいたいmixからnegativeだから、それをしっかり肝に銘じて取り組んでほしい。プロデューサー兼脚本家のPaulBlakeがインタビューでコール・ポーターの曲を使ったのは現代の作曲家で1950年代の雰囲気のスコアをかける人が少ないため、って言っていたけど、だったら映画のミュージカル化でなく、オリジナルのミュージカルを作り出すって気合を見せてほしいわ。



# by quast | 2017-06-09 04:54 | 観劇レポート | Comments(0)

SF Roman Holiday @ Golden Gate Theatre

プレブロードウェイ公演の映画ローマの休日をコール ポーターの音楽を使ってミュージカル化した作品を観てきた。レポは後ほど

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# by quast | 2017-06-04 11:49 | 観劇レポート | Comments(0)