Percision and Order
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インターミッションという用語は舞台芸術などで、幕間の休憩という意味です。ここでもホッと一息していってください。

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カテゴリ:観劇レポート( 59 )

ローマの休日 ミュージカル

6月3日 マチネ @ Golden Gate Theatre

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これはプレブロードウェイ作品で、ご存じ映画ローマの休日をコール・ポーターの楽曲を使いながらミュージカル化したものだ。クリエイティブチームはBeautiful The Musical Carol King Broadway Showを手掛けた人々で、あの作品もプレブロードウェイをSFで上演した。
果たして二匹目のどじょうはいるのか?

いままでジュークボックスミュージカル(例えばJersey BoysとかMammaMia, 最近ではBeautiful)とか映画からミュージカル化(TheLion King, Billy Elliot, Hairspray, Sunset Boulevard, Beauty and the Beastと上げればきりがない)とかいろいろあるけれど、ジュークボックスの場合は脚本はオリジナルだし、映画からミュージカル化の場合は楽曲はやっぱりオリジナルだ。(美女と野獣はオリジナル曲をあとで無理やりつけたけど、元々がミュージカルアニメーションだからジュークボックスミュージカルとは違う)。でもこの作品は既成のコール・ポーターの曲をローマの休日のストーリーにはめ込む形になっていて、曲があっているシーンとあってないシーンの差がありすぎたように思える。しかもコール・ポーターの版権を管理する団体から「KissMe Kate」と「Anything Goes]からの曲以外なら何でも使っていいと許可されたそうで、それでも有名なKMKAGからの曲が使えないのはネックになったかも。


この作品はワールドプレミアと歌っていないのは、実はすでに2001年にリージョナル劇場で1週間の上演があったのと、2012年にやはり歴史あるリージョナル劇場でキャストを変えて上演されたので、3度目の正直というところかもしれない。楽曲もだいぶ入れ替わっているようだ。

ストーリーは映画の通りに進むけど、まず映画には出てこないアン王女のおば様がシャペロン役として出てきてコメディ部門を担当している。GeorgiaEngel The Drowsy Chaperoneでも似たような役を演じていて、2012年の公演でのおば様とは全く違う雰囲気だ。彼女はTVでも有名なので、やっぱり一般人が見に行くブロードウェイ公演となると、そういうネームバリューが必要になってくるのだろう。

そのほか映画と違うのはジョーの友達のカメラマンのアービングにはイタリア人の恋人がいて、なかなかプロポーズしないとイラついている、という設定でサブプロットではないけれど、最初から最後までアン王女とジョーの話ばっかり、ということは避けられていた。ただこのキャストがアービングにはBeautifulのオリジナルキャストでもあり、またJersey Boysのフランキーの役でも活躍していたJerrodSpencerで、もちろん歌は超うまいし、サイドキックとしていい味を出していたし、アービングの恋人フランチェスカの役をSaraChaseが演じて、歌もダンスも安定していたし、カップルとしてはアン王女とジョーよりもよっぽどchemistryがあったので、余計にメインの二人が弱くみえたような気がする。

アン王女のStephanie Stylesは私は好感が持てたけど、やっぱり最初の10分ぐらいでのヨーロピアンツアーのシーンや着替えのシーンで、世間一般から離れたところで生まれ育った高貴な王族のプリンセスという雰囲気をだすのは難しく、それがないままローマの街に出てしまっては王女のお忍びの一日、という設定が全く生きてこない。

ジョーのDrew Gehlingはなんというか、ハンサムなだけ(笑)、私個人としては何の魅力も感じなんだけどWaitressにもOBCでキャストされているし、ブロードウェイで活躍できる何かを持っているんだろうなぁ。

この公演は長年のシアター友達と見たんだけど、インターミッションの時に私が彼に、面白い物語に必ず必要な葛藤やヒール役がないまま1幕が終わったと言い、2幕も結局ほとんど葛藤のないまま終了した。映画はオードリー・ヘップバーンの初々しい魅力とそして映画で楽しめるシネマグラフィがあったからヒットしたのだと思うけれど、ミュージカルはもう少し押しが強くないとサラーっと流れておしまいになってしまう。実際に上演時間は20分のインターミッションを入れても2時間弱だった。もちろん映画からあんまり離れたプロットにしてしまうと、映画ファンを怒らせることになるだろうし、難しいところだけどまだ話を膨らませる、とくにアン王女の葛藤(もちろん王室を捨てることはオプションにないけど、それでも年頃の女性として心が揺れるさまを盛り込むこともできたと思う。

クリエイティブチームはこの作品を来シーズンのブロードウェイに持っていきたいそうだけど、どの程度手を加えるのかな~?地元の批評はだいたいmixからnegativeだから、それをしっかり肝に銘じて取り組んでほしい。プロデューサー兼脚本家のPaulBlakeがインタビューでコール・ポーターの曲を使ったのは現代の作曲家で1950年代の雰囲気のスコアをかける人が少ないため、って言っていたけど、だったら映画のミュージカル化でなく、オリジナルのミュージカルを作り出すって気合を見せてほしいわ。



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by quast | 2017-06-09 04:54 | 観劇レポート | Comments(0)

SF Roman Holiday @ Golden Gate Theatre

プレブロードウェイ公演の映画ローマの休日をコール ポーターの音楽を使ってミュージカル化した作品を観てきた。レポは後ほど

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by quast | 2017-06-04 11:49 | 観劇レポート | Comments(0)

Bloody Bloody Andrew Jackson -- May 9, 2010

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毎度のことながら私はお尻に火がつかないとレポートが書けない体質らしい(嘘)。

もう観たのが4ヶ月以上前になってしまうのに、今夜がブロードウェイトランスファー後のプレビュー開始だからというわけで、これを逃したらもうずるずると(見)なかったことにしてしまうかもしれないので(笑)がんばりましょ~。



今回の旅行でとっても見たかったものの作品の一つで、実は私がNYに行く前にクローズしてしまうはずだったのが、予定調和かどうか知らないけれど、公演延長になったので見れることになったのだ(その後も延長を繰り返して結局6月末までやってたね)。

同じ時期に来ていたイギリス人の友達と、何を一緒に見ようかと相談していたときにBBAJは?とリンクを送ったら「是非見ましょう」と快諾してくれたので、二人とも初見でワクワクした。

ポピュリズム ヤーヤー
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by quast | 2010-09-21 10:44 | 観劇レポート | Comments(8)

A Little Night Music -- May 9, 2010



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A person should celebrate everything passing by
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by quast | 2010-06-13 10:46 | 観劇レポート | Comments(10)

American Idiot -- May 8, 2010

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I'm a resident leader of the lost and found
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by quast | 2010-06-12 13:29 | 観劇レポート | Comments(2)

La Cage aux Folles -- May 8, 2010

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Philip Quast, Philip Quast, my God Philip Quast!
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by quast | 2010-06-11 13:13 | 観劇レポート | Comments(2)

Fences -- May 7, 2010

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Are you Fenced IN or OUT?
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by quast | 2010-06-09 12:57 | 観劇レポート | Comments(2)

The Addams Family -- May 6, 2010

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Full Disclosure!
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by quast | 2010-06-08 11:43 | 観劇レポート | Comments(4)

Little House on the Prairie

「大草原の小さな家」と聞いて、思い起こすことはなんですか?

例のタ~タタタ~タラタララ~~♪というテレビ番組の主題歌だったら私とあなたは同世代(笑)。

もちろんあのテレビドラマは原作に基づいて作られたものだけれど、海外ドラマの走りといっても過言ではないでしょう。まだ2重音声っていうのもなかったころの話で、全部吹き替えだったけど、毎週日曜日が楽しみだったよなぁ。

だからLittle House On the Prairieがナショナルツアーで地元にくる、と聞いて大喜びしたのはいうまでもない。もともとミネソタのGunther theatreで上演されて、ブロードウェイに行くことなく国内ツアーに出発したこのカンパニー、実はテレビドラマでローラを演じていたMelissa Gilbertがこの話の中ではMa(お母さん)を演じている、ということでも話題だった。でも私の関心は私が胸きゅん(ふ、古い)になったマンディ(アルマンゾ)の役を、Big Riverのアンサンブルで出ていたKevin Masseyが演じる、というところで、久々にかわいい息子に会える(笑)とうきうきしていた。



前評判はというと、案の定Melissaは舞台女優、ましてやミュージカル女優ではないので、ちょっと役不足だし歌もきつい、ということで、やっぱりブロードウェイ入りできなかった、というのは作品の出来を反映しているものだと思ったけれど、とにかく好きな物語のミュージカル化なんだし、この目で確かめないとね、という気持ちで観劇に臨む。

舞台の上に大草原が見えたか?
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by quast | 2010-04-28 07:42 | 観劇レポート | Comments(2)

Girlfriend @ Berkeley Repartory Theatre

3月は観劇したことさえかかず、2月は足長おじさんのレポもすっぽかし、まったく更新してませんでしたが、久々に週末連荘観劇したんで、感想を書いておきます。

Girlfriend

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前回大変な思いをして駆けつけた(笑)American Idiotを上演したBerkeley Repで、またWorld Premiereのミュージカルをやる、っていうので、やっぱりチェキしないと、ということで友人と行った作品。

今回はMain Stageではなく、小さい方で、どこからでも見やすいのに、取ってもらった席が最前列中央で、自分の目の前30センチぐらいのところに座って演じられたりするので、いったいどこをみていいかって状態だった。

わりと直前までちゃんといけるかどうかわからず、作品自体、ワールドプレミアってことしか知らなかった(笑)。行ってみたらキャストは二人のみ(しかも男優だよ)、これでGirlfriendってどういうこと?と思っていたら、この作品はいわゆるジュークボックスミュージカルで、1991年にMatthew Sweetが発表したGirlfriendというアルバムの中からの曲を使って、話を進めていくというものだった。

バックバンドは舞台の奥にいて、これまたかっちょえ~ゲイのオネエサマたち(笑)。ドラマーなんてすごいモヒカンでぶっとんでた。

話は高校卒業式が終わった後のWillが、フットボールの花形選手でハンサムなMichaelが卒業間際になって話しかけてくるようになり、自分の好きなロックナンバーでミックステープを作ってくれた、って話し始める。ミックステープと聞いてピンと来る人は、Avenue Qが好きな人でしょう(笑)。普通は自分の好きな子にミックステープを送ったりするから、これは大きなヒントになる。

で、そのMichaelが急に電話かけてきて、ドライブインシアターに映画観にいかない?なんていうんだけど、普通は男の子同士二人っきりでなんて、そういうところにいかないので、観客はあぁそういうこと、ってわかるんだけど、そこから話が進むのが遅い、遅い(笑)。

やーっとキスにたどり着くのは一幕の終わりで、この間のセットアップとして、Michaelは卒業後、その町をでて大学に行く、Willは別に何の予定もないってことで、ひと夏の恋なんだね、ってもう先が読めちゃう。

全体的に悪くはないんだけど、やっぱり出来合いの曲を物語りに無理やりはめ込んでいるっていうのが感じられるし、キャストが二人しかいないんだから、もっとテンポよく話を進めていかないとダレる。2幕じゃなくてやっぱり1幕ものにしたほうがいいと思うわ。

一緒に見た友人はAmerican Idiotも見ていて、共通した感想が、「この作品はAIにない物語はあるけれど、AIはナンバーをそのまま演出しているから、こじつけ感がない。でもAIには物語りというのがないから、この作品とAIの真ん中へんのミュージカルを見たいな~」(笑)。

私はセットも最小限、バンドは4人でキャストが二人という低予算の舞台だから、リージョナルシアターで上演されやすい、と言ったけれど、友人はゲイネタなんで、地方都市では受け入れられにくいのではっていっていて、それにもうなづけた。
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by quast | 2010-04-22 11:56 | 観劇レポート | Comments(8)