Percision and Order
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インターミッションって?
インターミッションという用語は舞台芸術などで、幕間の休憩という意味です。ここでもホッと一息していってください。

本家の演劇関係サイトのネバーランドミュージカルコミュニティは、今引越し先を探しています。しばらくお待ちください。

Chabo!(チャボ)- 本で、もっと、世界にいいこと。


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カテゴリ:2017 NY( 7 )

Oslo(オスロ)のこぼれ話

前回も書いたようにOsloは最初はリンカーンセンターの小劇場で上演されて、今シーズンブロードウェイ扱いの劇場にトランスファーされた。でもって、そのトランスファーにあたって変更されたところはあるのか、ダンに会った時に聞いてみたら面白いことがわかった。

オフブロードウェイの時Oslo3幕物で、上演時間も3時間超えていたらしい。トランスファーされる前はダンはKid Victoryというオフブロードウェイの舞台に出演中で、昼はリハーサル、夜はKid Victoryと非常に忙しかったというので、キャストもほぼ同じなのに、ブロードウェイの劇場(舞台)が大きいからリハーサルもじっくりやったの?と聞いたら、脚本が少し変更になったらしい。

まずブロードウェイトランスファーするにあたって、3時間以上の上演時間を3時間以内にしないといけなくなった。というのも、組合の関係でブロードウェイの劇場で上演される作品は上演時間が3時間超えると残業代がぐんと上がる、それも毎日のことだからプロデューサーはよっぽどのことがない限り上演時間を3時間以内に収めるそうだ。

そしてその3時間というのはインターミッションを含めての上演時間だから、休憩時間(大抵20分)を考慮しないといけない。Vivian Beaumont Theatreは客席が半円のようになっていて、オーケストラの前の方の席に座っていると、ハウスドアまでかなり長い傾斜の通路を上がっていかないとロビーに出れない。だから観客がトイレにいって戻ってこれる時間を考慮して3時間以内に収めるのだ。

また舞台自体が大きくなったため、セットの出し入れにかかる時間がオフブロードウェイの時より数分、十数秒長くなる。たったそれだけのことでもセリフやシーンを削らないといけないことになって、ブロードウェイの公演の台本が最終の正式な脚本として出版されるのだろうから、休憩時間、劇場の大きさ、舞台の大きさが最終脚本に影響するなんて思ってもみなかった。


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by quast | 2017-06-10 06:55 | 2017 NY | Comments(0)

NYC 4日目 マチネ Groundhog Day (グランドホッグ ディ) @ August Wilson Theatre (2016年度トニー賞ノミネート作品)

5月14日 マチネ メゾニン

GroundhogDay The Musical (グランドホッグ ディ)はロンドンで2016年にAndyKarl (ブロードウェイと同じ主演男優)限定公演してオリビエ賞の最優秀ミュージカル作品、最優秀ミュージカル男優賞を受賞して (2018年にまたロンドン公演があるそうだ)、トニー賞にも7部門でノミネートされている。が、チケットの売り上げは他のノミネート作品に比べたらそれほどでもないようで、毎日TKTSにもでているし、ロッタリーはデジタルでなんと数日先の公演日の申し込みもできる(普通は当日のみ)。そしてロッタリーに外れた場合でも、特別なコードを使うとディスカウントでチケットが買える仕組みにもなっている。

私はこの作品をみるか、Miss SaigonJonJonを見るか迷っていたけど、口コミでこの作品は楽しい、と聞いてAndy Karlも出ていることだし、とロッタリーにチャレンジしたものの、見事に外れてLoser seatをディスカウントで買ってメソニンセンターのチケットをゲットした。前日に劇場窓口でディスカウントコードで買うとしたらどの席があるか聞いたらバルコニーの後ろのほうと言われ、値段もあまり安くはなかったのでパスしたら、Loser seatのほうが安いし場所もよかった。(そういえば今思い出したけど、Andy Karlが主演していたRockyLoser seatで前から2列目みたいないい席でみたんだった)

ちなみにこの劇場はメゾニンがかなり前のほうにくるので、オーケストラの後ろに座るよりはメゾニンに座ったほうが見切れなくていい。

GroundhogDayというと、アメリカでは1993年に公開された、Bill Murray主演の映画をアメリカ人なら誰もが思い出すはず。この作品ももちろんその映画の舞台化されたものだ。そして映画のなかで起こった、同じ日が繰り返されること、っていうのがGroundhog Dayの意味にもなっていて、慣用句で使われることもある。

Groundhogってなんだろう、と思うかもしれないけど、ウッドチャックでまあ見かけはビーバーみたいな動物だ。毎年2月2日にこのGroundhogが冬越えしていた巣穴から出てきて、晴れていて自分の影をみたあと巣穴に戻ると、冬はあと6週間は続く、という意味になり、曇っていて影をみずにそのまま外に出て行ってしまったら、春は間近というように解釈されることになっている。だから冬が長く続く地域に住んでいる人はこのGroundhog Dayを楽しみにしていて、一大イベントになる地域もあるそうだ。


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by quast | 2017-06-03 11:35 | 2017 NY | Comments(0)

NYC 3日目 ソワレ Oslo (オスロ) @ Lincoln Center (2016年度最優秀プレイ作品ノミネーション)

5月13日 ソワレ オーケストラ

今回の旅行のメインイベント! 

なぜかって、それはダーリンというかお友達のDaniel Jenkinsが出演している作品だから。

このプレイは去年リンカーンセンターの小さいほうの劇場 (Mitzi E Newhouse Theatre)で上演されて、大好評だったのでトランスファー (Vivian Beaumont Theatre)が決まり、ブロードウェイでのダンの舞台はできるだけ見るというポリシーなので、ニューヨーク旅行をこの舞台が上演されているときに決定したのだ。

なにせこのプレイはオフブロードウェイ公演から絶賛されていて、ブロードウェイトランスファーはもちろん、その後のロンドン公演までもうすでに決まっている(今年の9月からでRoyal National Theatreで上演されたのち、Harold Pinter Theatreに移って来年の1月まで上演予定)。トニー賞のプレイ部門でも7つノミネーションされていて、最優秀プレイ作品の本命馬といっても過言ではないだろう。

なのに~私は例のごとく忙しさに託けて全然予習していかなかったのよ~。

いや実際今年は公私に渡ってものすごく忙しく、またストレスフルで本来ならNY旅行はルンルンで楽しみのはずが、今回は去年フライトと宿の予約はしたものの、チケットの手配とか直前までほとんどしなくて、いまさらキャンセルするのはもったいないから行った、って感じで、全くシアターゴーアーの名が廃る体たらくだった(けど、もちろん行ったらすっごく満喫したんだけどね)。

この作品は本当にあった歴史的イベントが元になっていて、奇しくもこの日はマチネとソワレの作品が「史実を基にした舞台」ってことになるんだけど、Pacific Overturesはもっとフィクションというかイマジネーションが入り混じっているけど、Osloのほうはほぼ史実に忠実なのだ。でもって中東政治に関心のある日本のシアターゴーアーはあまりいないだろうから、この観劇レポの需要もあまりないと思う(笑)し、日本でも翻訳劇として扱われることはほぼないんじゃないかしら?

でもダーリンが出ている舞台のレポを書かないわけにはいかないから、自分用に書いとくね。

さて問題です。下記のプレイビルのカバーを見てどんなことを思いますか?

って日本人でこれがどこかわかったら、その人は中東マニアかもしれない(笑)。

芝居が始まる前に、まわりに座った人がプレイビルをみて言った一言が決めてです。

「オスロってタイトルなのに、なんでエルサレムの写真があるの?」(この人も予習してなかったんだよね~ははは)


そうこの金色のドームはDome of the Rock (岩のドーム)でエルサレムにある「神殿の丘」と呼ばれる聖域になっている。(以下ウィキより)
現在はイスラム教徒の管理下にあるが、南西の壁の外側の一部だけが「嘆きの壁」としてユダヤ教徒の管理下にある。7世紀末に完成した集中式平面をもつ神殿である。 ユダヤ教キリスト教イスラム教にとって重要な関わりを持つ聖なる岩(Foundation Stone)を祀っている。それゆえ、このドームはその神聖な岩を覆った記念堂であり、礼拝所としてのモスクではない。

だからこの表紙だけで、この地をめぐる紛争の緊張感がただよってきているといっても過言ではないけど、中東問題に興味がない人にはまったく響かないだろうな、とも思う。


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オスロ合意
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by quast | 2017-05-31 08:30 | 2017 NY | Comments(2)

NYC 3日目 マチネ Pacific Overtures (太平洋序曲) @ Classic Stage Company

5月13日 マチネ


実は私はPacific Overturesを舞台で見るのは初めてで、OBCのCDを持っているのでいつかは見たいと思っていたけれど、なかなか上演されるチャンスの少ないソンドハイムの作品だったので、Classic Stage Company が上演すると聞いたときから是非見たい!と思っていた。CSCのアーティステックディレクターはミニマリストのジョン・ドイルで彼が演出し、リサイター(狂言回し)にはジョージ・タケイがキャストされることがそのときは決まっていた。


たまたまダンの舞台が上演されているときと、POの上演期間が重なっていたのでシングルチケットが発売されてすぐに良席をゲットした(それにしても最近のオフブロードウェイのチケットが100ドル以上してびっくり!)。


しかし先にこの舞台をみていた友人はドイル演出の90分に縮小されたミニマム版が全く気に入らず、私が見たい作品が多くて枠が足りない、と言うとPOだったらチケットを捨ててもいいと思うとまで言っていたほどだ。


でも私は前述のように発売同時にチケットをゲットしていたので、もちろん見るつもりでいた。なのに!なんとPOを見る予定の日に、ずーっと完売続きでこりゃ立ち見券(Standing Room Only)に朝から並ぶしかないかも(ロットもあるけど、全くあたる気ないし)と思っていたDear Evan Hansenが、2日前にひょっこり定価でメゾニンのチケットが出てきたので、ダブルブッキングとわかっていたけど、迷わずチケットをゲットしたため、POのチケットを売りに出すことにした。半額以下にしたにも関わらず、あまりにも急なので引き取り手が見つからず、もったいないな~と思っていて、はたと気がついた。


この劇場はサブスクリプション(メンバー制)のため、もしかしたら交換してもらえるかも、それがだめでもチケット代を寄付すればいい、と思って劇場に連絡したところ、交換OKといわれてすごくラッキーだった。私の元の席はプリミアムで、私が見たいと思っていた日の公演はオンライン上では完売だったから、どんな席かと思っていたら、なんと多分ハウスシートであろうプレミアム席と交換してもらえて感謝感激!


教訓:オフブロードウェイの劇場でサブスクリプションベースの劇場だったら交換してもらえることもあるので、見に行けなくなったらまずはダメモトで連絡してみること!



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前書きが長くなったけど、実際のレポはさらっと行きます(笑)。
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by quast | 2017-05-29 12:53 | 2017 NY | Comments(2)

追記あり!NYC 2日目 Natasha, Pierre, and the Great Comet of 1825 (2016年度トニー賞最優秀ミュージカル作品賞ノミネート)

5月12日 ステージ席 バンケット

今年は地方公演の後、オフを経て(もしくはその逆)ブロードウェイにトランスファーした作品がノミネートされる年みたいで、このコメットもそのひとつ。


ナターシャ、ピエール、そして1825年の大彗星(コメットさん)の原作はトルストイの戦争と平和で、その第2部のなかの恋愛話に焦点を当てたものだ。


コメットさんのプロダクションはArt Nova(ヘルズキッチンにある)劇場をロシアンクラブに改造したところから始まり、その後もっとハドソン川ぞいのMeat Packing  DistrictKazinoに移り、やはりテント式の劇場で観客とキャストが一体になりながら舞台が進むimmersive theatre styleで限定上演された。その後Kazinoは Theatre Districtに移りまた限定公演で幕を閉じる。このときまでは主役のナターシャは今はハミルトンで有名なPhillipa Sooだったのだが、彼女がハミルトンに出演するために、主役がDenee Bentonに変わってケンブリッジのA.R.T.で 通常の劇場スタイルで上演されるものの、オンステージ席が追加されて、食事もできるような状態で上演された。


この作品の作者(脚本、作詞作曲)はDave Malloyで最初の2プロダクションまでは彼がピエールを演じていたのだけれど、ブロードウェイにトランスファーするにあたり、Josh Grobanがピエールを演じ、彼が休演するときにDaveはピエールとして出演することが多い。7月にJoshが降板した後のピエールはハミルトンでモリガンとマディソンを演じていたOkieriete Onaodowanがリプレイスメントに決まっている
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ブロードウェイで見るべき舞台 (席のことで追記あり)
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by quast | 2017-05-28 11:18 | 2017 NY | Comments(0)

NYC 1日目 Dear Evan Hansen (2016年度トニー賞最優秀ミュージカル作品賞ノミネート)

5月11日 メゾニンB列目サイド (追記あり)

ワシントンDCでワールドプレミアの上演があった後、オフブロードウェイでも完売したあと、鳴り物入りでブロードウェイにトランスファーして連日完売が続いているトニー賞最優秀作品にノミネートされて、今もっともチケットがとりにくい作品のひとつ。


作詞作曲はBenj Pasek Justin PaulAChristmas Story: The MusicalDogfightのクリエイターでもあり、日本人に身近なところでいうと、今年のアカデミー賞ですったもんだがあったLaLa Landのオリジナル曲の作詞も手がけてCity of Starsはアカデミー賞オリジナルソング賞を受賞(ゴールデングローブも受賞しているからトニー賞を受賞したらHamiltonLin-Manuel Mirandaより先にEGOTを達成しちゃうかも?)


主演はやはりトニー賞ミュージカル男優賞にノミネートされていてBook of MormonElder Cunninghamを演じ、父親がWickedのプロデューサーという業界で生まれ育ったBen Platt。この役のために30ポンド(13.5キロ)減量して、レミゼのバルジャンやヘドウィッグぐらいステージタイムが長い役を演じている。


これから見る人のためにネタバレなしでプロットを書くとすると、高校3年生(日本だと2年生)のEvanは7歳のとき両親が離婚して、母は毎日長時間働いていて、しかもパラリーガル(法律事務員)になるために授業もとっているため不在がちで、友達もほとんどいなくて内向的で不安障害があるためセラピーにも通っている。そのセラピストが治療のひとつとして毎日自分宛に手紙をかくように言い、その出だしはこう決まっている「親愛なるEvan, 今日はきっといい日になるよ、なぜなら・・・」


結局その手紙にはEvanは今日はいい日なんかじゃなかったとか、あこがれている同級生のこととか書いたのだが、その手紙を同級生の兄(Conner)に読まれて(盗られて)しまい、その結果EvanConnerの家族を巻き込んでEvanの人生を変えていくことになる、というもので現代のアメリカの高校生が直面する問題(一旦ソーシャルメディアに情報が載ったらInternet is foreverということ)を交えて話が進んでいく。


Hamiltonのようにこの作品は若い世代に超人気で、私は見ていて特にTheatre nerdのようによくoutcast outsider の立場にいるティーンエイジャーや, 高校時代に自分がoutcastだった大人に共感を呼んでいるのではないか、と思った。


さてネタバレなしでは私のレビューは進まないので、ここからはネタバレどっかん、です。


見る前にネタバレ読みたくない人は、観劇後に戻ってきてね。ネタバレ読まなくても話を英語でフォローするのは難しないので大丈夫です。



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超ネタバレなので自己責任で進んでね
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by quast | 2017-05-27 13:53 | 2017 NY | Comments(0)

NYC 4日目 ソワレ Sweeny Todd @ Barrow Street Theatre

オフブロードウェイで今年いっぱい上演中。
劇場をパイショップに作り変えてるからテーブルがあって座席も限られてる。
開演前にもパイ食べられる、でもチケット買う時にパイを指定する事。当日は買えません。
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by quast | 2017-05-15 13:09 | 2017 NY | Comments(0)