これがホントの最後!RENT国内ツアー
Daddy Long Legsのレポはどうした~?という声も聞こえてきますが、約一名の方がお待ちしている、国内ツアーレントの最終地でのレポをお届けしましょう(笑)。
私は全然レントヘッズではなく、どちらかというと脚本にあまり共感できないけれど、音楽はまあまあ好き、という立ち位置で、最後にRENTを見たのはやはり地元に国内ツアーでやってきたのをみたのが10年前で、NYでは見たことなし、の部類に入る。
だから国内ツアーで、ホントのほんとに千秋楽を迎えることになった地元の公演は「マイケル(コリンズ役)が出てたら見ようかな」という程度のもので、チケットの売出しが里帰り中だったこともあって、全然気合が入っていなかった。
結局木曜マチネのチケットを一枚調達して、あとはいい席が出てきたら追加、ということにしていたんだけれど、公演の前の週末にスキーに行ったりして、リフト代とか諸々の費用がかるーく「RENTチケットの3枚分以上」になったものだから(笑)、結局追加購入はなし。
でもやっぱりマイケルにはちゃんと会って、話したいから出待ちをしようか、入り待ちをしようか考えていた。知る人ぞ知るじゃないけど、マイケルって出が異常に早い!まあメイクしているわけじゃないし、ウィグもなし、コスチュームを着替えればさっと出れるんだけど、劇場を出るのにとろとろしていたら、もう帰っちゃっていた、ってことになりかねないぐらい早いので、いつも「見に行くからね、会いたいからね」と連絡しておかなければならない。
しかも今回はツアーの最終地ってことで、国内はもちろん、日本からのレントヘッズも来ていて、ステージドア付近は大変なことになっているかもしれない(笑)。だから出待ちよりは入り待ちをすることにした。
普通キャストは最低開演の30分前までに劇場入りしないといけないけど、まあギリギリでやってくる人はあまりいない。この日は風が冷たかったので、あまり待つ気持ちはなく(笑)1時間前に劇場にいってみた。
いるいる、日本人のグループが2,3つほどステージドア付近に待機していて、ちょうどやってきたアダム・パスカルに写真やサインを頼んでいた。アダムはとても感じよく対応していたけど、「はい手際よく写真とって」とかせかしていたのが笑えた。
その後わりとすぐにマイケルがやってきたので、「久しぶり~!」とハグして、用意したギフトを渡して、話したことといったら、ダンのこと(笑)。いまダンはLAにいて、マイケルに会うよと連絡していたら、よろしく伝えてねと言われたので、そのことを話していた。
他にもマイケルと写真をとったり、サインをしてもらいたいファンの人がいたので、脇にいてマイケルの荷物をもっていてあげたりしてたら、「今回は一回しか見ないの?」と聞かれギクっとなったけど「そうなの~」と軽く流した。ビッグリバーのときは5回もみてたから、この愛のなさといったら申し訳ないぐらいだ。その証拠にマイケルが劇場入りしたら、私もステージドアから離れて暖かいところに避難した。
肝心の舞台はというと、RENTをみるのは10年ぶりのためか、「古臭いな」という印象で個々のキャストのパフォーマンスは楽しめるものもあったけれど、心に響いてくるというものはなかった。自分がjadedとは思いたくないけれど、傷つきたくないからすべて借り物の人生というキャラクターたちに共感を覚えないからだと思う。
ハプニングというか、を、っと思ったのは、ジョアンが1幕の途中で代役に替わったことだ。それもグエンに(笑)。その前のシーンはグエンがジョアンのお母さん役だったので、ジョアンになったときには、コスチュームももちろんジョアン仕様だったんだけど、「あれ、このシーンってお母さんだっけ?」と一瞬思ってしまった。ジョアンを演じていた役者がどうしたのかわからないけれど(タンゴモリーンのシーンは別にそれほど不調と思えなかったし)グエンも突然だったためか、歌詞をとちったりしていた。2幕の初めにはちゃんと代役のアナウンスがあって、SOLは残念ながらグエンのソロを聞くことはできなかったけれど、滅多に見れないグエン・ジョアンを見れて嬉しかった。
2幕といえば、私のとなりに座っていた中年の2組のカップルたちは、休憩時間のあと戻ってこなかった(笑)。友人に話したら、いまだに題材がoffensiveなのかもしれないね、と言われたけど、それをいうのならAmerican Idiotなんて、シミュレーションセックスシーンはあるわ、ドラッグを打つシーンはあるわ(RENTはドラッグを買い求めるシーンとかあるけど、本当に打つシーンはない)、ないのはホモセクシュアリティだけで、過激度はAIのほうがすごいのに、と言ったら、「保守派はセックスもドラッグも問題にしていないのさ、恐れているのはゲイが広まること」とコメントしたので、笑った。
終演後ステージドアをチェックしにいったら、テープのバリケードのようなものが張られていて、こんなことはこの劇場でははじめてみたぐらいで、びっくり。雨が降り出してきていて、傘を持っていない人もいたけど、30人ぐらい?待っていたようだ。日本に比べたら少ないほうだよね。もちろん私は直帰しました(笑)。
キャストのみなさん、お疲れ様でした!またどこかで会いましょう~
出待ちの人々、ご苦労さまです。
私は全然レントヘッズではなく、どちらかというと脚本にあまり共感できないけれど、音楽はまあまあ好き、という立ち位置で、最後にRENTを見たのはやはり地元に国内ツアーでやってきたのをみたのが10年前で、NYでは見たことなし、の部類に入る。
だから国内ツアーで、ホントのほんとに千秋楽を迎えることになった地元の公演は「マイケル(コリンズ役)が出てたら見ようかな」という程度のもので、チケットの売出しが里帰り中だったこともあって、全然気合が入っていなかった。
結局木曜マチネのチケットを一枚調達して、あとはいい席が出てきたら追加、ということにしていたんだけれど、公演の前の週末にスキーに行ったりして、リフト代とか諸々の費用がかるーく「RENTチケットの3枚分以上」になったものだから(笑)、結局追加購入はなし。
でもやっぱりマイケルにはちゃんと会って、話したいから出待ちをしようか、入り待ちをしようか考えていた。知る人ぞ知るじゃないけど、マイケルって出が異常に早い!まあメイクしているわけじゃないし、ウィグもなし、コスチュームを着替えればさっと出れるんだけど、劇場を出るのにとろとろしていたら、もう帰っちゃっていた、ってことになりかねないぐらい早いので、いつも「見に行くからね、会いたいからね」と連絡しておかなければならない。
しかも今回はツアーの最終地ってことで、国内はもちろん、日本からのレントヘッズも来ていて、ステージドア付近は大変なことになっているかもしれない(笑)。だから出待ちよりは入り待ちをすることにした。
普通キャストは最低開演の30分前までに劇場入りしないといけないけど、まあギリギリでやってくる人はあまりいない。この日は風が冷たかったので、あまり待つ気持ちはなく(笑)1時間前に劇場にいってみた。
いるいる、日本人のグループが2,3つほどステージドア付近に待機していて、ちょうどやってきたアダム・パスカルに写真やサインを頼んでいた。アダムはとても感じよく対応していたけど、「はい手際よく写真とって」とかせかしていたのが笑えた。
その後わりとすぐにマイケルがやってきたので、「久しぶり~!」とハグして、用意したギフトを渡して、話したことといったら、ダンのこと(笑)。いまダンはLAにいて、マイケルに会うよと連絡していたら、よろしく伝えてねと言われたので、そのことを話していた。
他にもマイケルと写真をとったり、サインをしてもらいたいファンの人がいたので、脇にいてマイケルの荷物をもっていてあげたりしてたら、「今回は一回しか見ないの?」と聞かれギクっとなったけど「そうなの~」と軽く流した。ビッグリバーのときは5回もみてたから、この愛のなさといったら申し訳ないぐらいだ。その証拠にマイケルが劇場入りしたら、私もステージドアから離れて暖かいところに避難した。
肝心の舞台はというと、RENTをみるのは10年ぶりのためか、「古臭いな」という印象で個々のキャストのパフォーマンスは楽しめるものもあったけれど、心に響いてくるというものはなかった。自分がjadedとは思いたくないけれど、傷つきたくないからすべて借り物の人生というキャラクターたちに共感を覚えないからだと思う。
ハプニングというか、を、っと思ったのは、ジョアンが1幕の途中で代役に替わったことだ。それもグエンに(笑)。その前のシーンはグエンがジョアンのお母さん役だったので、ジョアンになったときには、コスチュームももちろんジョアン仕様だったんだけど、「あれ、このシーンってお母さんだっけ?」と一瞬思ってしまった。ジョアンを演じていた役者がどうしたのかわからないけれど(タンゴモリーンのシーンは別にそれほど不調と思えなかったし)グエンも突然だったためか、歌詞をとちったりしていた。2幕の初めにはちゃんと代役のアナウンスがあって、SOLは残念ながらグエンのソロを聞くことはできなかったけれど、滅多に見れないグエン・ジョアンを見れて嬉しかった。
2幕といえば、私のとなりに座っていた中年の2組のカップルたちは、休憩時間のあと戻ってこなかった(笑)。友人に話したら、いまだに題材がoffensiveなのかもしれないね、と言われたけど、それをいうのならAmerican Idiotなんて、シミュレーションセックスシーンはあるわ、ドラッグを打つシーンはあるわ(RENTはドラッグを買い求めるシーンとかあるけど、本当に打つシーンはない)、ないのはホモセクシュアリティだけで、過激度はAIのほうがすごいのに、と言ったら、「保守派はセックスもドラッグも問題にしていないのさ、恐れているのはゲイが広まること」とコメントしたので、笑った。
終演後ステージドアをチェックしにいったら、テープのバリケードのようなものが張られていて、こんなことはこの劇場でははじめてみたぐらいで、びっくり。雨が降り出してきていて、傘を持っていない人もいたけど、30人ぐらい?待っていたようだ。日本に比べたら少ないほうだよね。もちろん私は直帰しました(笑)。
キャストのみなさん、お疲れ様でした!またどこかで会いましょう~
by quast
| 2010-02-09 13:24
| 観劇レポート
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