Lady Macbeth Sings the Blues
出張でロスを北上したところにあるVentura Countyというところに
行ってきた。南カリフォルニアにはよく仕事で行くが、
Venturaに行くのがこれが初めて。以前再三計画があったのだが、
その度になにかがおこってキャンセルになっていた。
Venturaはロスに近いわりには、いちご、オレンジ、レモン、アボカ
ドなど農作地帯が多くて、都会というよりのんびりした田舎の雰囲気が
残っている。今回私が訪ねたのはOjai, Port Hueneme, Fillmore,
Santa Paulaの4つの自治体だが、特にOjaiはダウンタウンに
ギャラリーなどが多く、アーチストも多く住んでいるそうだ。
宿泊したのはVenturaにあるB&Bで、そこに泊まっているというと誰もが
『ほぉ』と感心するので、有名なところらしい。中庭にあるレストランが
人気あるようで、朝食込なのだが、とてもおいしいブレックファーストを
いただいた。
VenturaにはRubicon Theatreという小劇場があって(宿から徒歩圏内)、
たまたまワールドプレミアのミュージカルがオープンしたばかりだったので、行くことができた。出張先で劇場に行くチャンスが最近はなかったので、
当日券が35ドルと小劇場にはわりとお高い値段だが(私がよく行く
地元の常設劇場(キャパ400くらいでも平日ソワレは33ドルだ)、
それでも嬉しかった。
劇場は外から見ると教会のようで、はじめは『教会を間借りしている
のかな?』と思ったけれど、キャパ200席くらいの劇場内をみまわすと、
客席は3セクションにわかれていて、教会でみかけるようなベンチシート
タイプの席だったが、照明がちゃんと仕込んであってとても『間借り』
状態には見えず、常設の劇場という雰囲気だった。前説があって
どうやら今まで建物を借りていたらしいが、サブスクライバーや、
支援者のおかげで頭金を集めて、正式に買い取ったそうだ。
演目はLady Macbeth Sings the Bluesという、Amanda McBroomに
よる一人ミュージカルで、5人の生バンド付。ミュージカルの作詞家が
ホテルに缶詰になってシェークスピアの『ベニスの商人』をベースにした
新作ミュージカルの作詞をしているという設定のもと、シェークスピアの
いろいろな本の登場人物が歌いだす、という作品。曲目が多くて
Amandaはほとんど歌いっぱなし(もちろんセリフもある)で
90分にわたって(休憩なし)熱演していた。Amandaの声質、音域、
表情や仕種がキャロル・バーネットに似ていて、時おり
Putting It Togetherを見ている錯覚に落ちいった。
詳しいレポートは後にHPに書く予定だが、後にサンディエゴの
The Old Globeにも持っていくそうで、たくさんの人に見てもらうことを
願う。
行ってきた。南カリフォルニアにはよく仕事で行くが、
Venturaに行くのがこれが初めて。以前再三計画があったのだが、
その度になにかがおこってキャンセルになっていた。
Venturaはロスに近いわりには、いちご、オレンジ、レモン、アボカ
ドなど農作地帯が多くて、都会というよりのんびりした田舎の雰囲気が
残っている。今回私が訪ねたのはOjai, Port Hueneme, Fillmore,
Santa Paulaの4つの自治体だが、特にOjaiはダウンタウンに
ギャラリーなどが多く、アーチストも多く住んでいるそうだ。
宿泊したのはVenturaにあるB&Bで、そこに泊まっているというと誰もが
『ほぉ』と感心するので、有名なところらしい。中庭にあるレストランが
人気あるようで、朝食込なのだが、とてもおいしいブレックファーストを
いただいた。
VenturaにはRubicon Theatreという小劇場があって(宿から徒歩圏内)、
たまたまワールドプレミアのミュージカルがオープンしたばかりだったので、行くことができた。出張先で劇場に行くチャンスが最近はなかったので、
当日券が35ドルと小劇場にはわりとお高い値段だが(私がよく行く
地元の常設劇場(キャパ400くらいでも平日ソワレは33ドルだ)、
それでも嬉しかった。
劇場は外から見ると教会のようで、はじめは『教会を間借りしている
のかな?』と思ったけれど、キャパ200席くらいの劇場内をみまわすと、
客席は3セクションにわかれていて、教会でみかけるようなベンチシート
タイプの席だったが、照明がちゃんと仕込んであってとても『間借り』
状態には見えず、常設の劇場という雰囲気だった。前説があって
どうやら今まで建物を借りていたらしいが、サブスクライバーや、
支援者のおかげで頭金を集めて、正式に買い取ったそうだ。
演目はLady Macbeth Sings the Bluesという、Amanda McBroomに
よる一人ミュージカルで、5人の生バンド付。ミュージカルの作詞家が
ホテルに缶詰になってシェークスピアの『ベニスの商人』をベースにした
新作ミュージカルの作詞をしているという設定のもと、シェークスピアの
いろいろな本の登場人物が歌いだす、という作品。曲目が多くて
Amandaはほとんど歌いっぱなし(もちろんセリフもある)で
90分にわたって(休憩なし)熱演していた。Amandaの声質、音域、
表情や仕種がキャロル・バーネットに似ていて、時おり
Putting It Togetherを見ている錯覚に落ちいった。
詳しいレポートは後にHPに書く予定だが、後にサンディエゴの
The Old Globeにも持っていくそうで、たくさんの人に見てもらうことを
願う。
by quast
| 2004-06-20 08:15
| その他の演劇
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