Percision and Order
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インターミッションという用語は舞台芸術などで、幕間の休憩という意味です。ここでもホッと一息していってください。

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映画版Les Miserables鑑賞ノート

(追記があります)

アメリカではクリスマスに全米公開されたのに、今日になってやっと見に行くことができました。
予告編を見たときから期待度が高まって、特にこの作品にはそれほど思い入れはなかったけど、
楽しみにしていた映画のひとつです(ほかにはホビットとかも楽しみだった映画)。

普段は一緒に映画に行くダンナは3時間のミュージカル映画は興味なし、ということで
一人でいくことになったけど、そのほうが一人で映画に集中できてよかったです。

思い入れはない、というのはちょっと嘘かも。
というのも私のHNのクワストは1995年に行われた10周年記念コンサートに
ジャベールで出演したPhilip Quastからとったものだから、
この作品が私のミュージカル転機になった、というのは過言ではないからです。

日本にいたころはミュージカル(特に劇団四季)をよくみていたのですが、
渡米してからはとんとご無沙汰していた観劇なのに、このコンサートのテレビ放映をみて
というか、フィリップのジャベールに吸い込まれるように釘付けになって以来、
ミュージカルや演劇鑑賞の熱が復活し、
トロントにオリジナルバルジャンのColm Wilkinsonが出演する、と聞いては駆けつけ、
イギリス在住のフィリップファンと無二の親友になってしまったり、
(もちろん会いに行ったし、彼女がNYに遊びにくる、といったらそこで会ったり)
とにかくこの作品がなかったら、私のBig Riverのミーハー王道もなかったっだろうし、
West Side Storyとならんで私の演劇ライフを語るには欠かせない作品であることは間違いない。

おっと本編とはまったく関係ない語り部ばばあがまた出てきましたね(笑)、
さっさと感想にうつりましょ。



レミゼを映画化するといって10年以上はたっているはずで、
やっと現実になったことは大変喜ばしいと思います。
しかもアフレコではなく、出演者がみんな撮影中に生で歌っていて、その臨場感を伝えるには
画期的なことだというのはわかっています。

が・・・・(笑)。

私はどうしてもクローズアップの連続が耐えられなかった。

役者はみんなカメラが目の前10cmぐらいのところにあるのに、
ちゃんと歌って演技(除く一名)しているのは評価します。
集中力を途切れずに歌うのは大変だろうなと思うもの。

でも、ソロならまだしも(ソロもクローズアップの連続はおなかいっぱいになったけど)
Heart Full of Loveとか3人以上のコーラスがあるシーンでは
一人ひとりを映さないといけないからってカット割が多すぎて興ざめでした。

それでも!
Colm Wilkinsonが司祭で出てきた途端、私の涙腺は決壊して
その後もボロボロなきっぱなし。
映画が終わった後は目が真っ赤で恥ずかしかったです。

アンジェラスとかマリウスとかエポニーヌなど舞台役者が歌うシーンは安心してみれたし、
マリウスは恋に舞い上がっているノータリンには見えなかったのでそこはよかった。
ミュージカルナンバーを組み替えてストーリーの流れをぶった切らなかったのも
よかった。

新曲のSuddenlyも、いままで人を愛するという感情を知らなかったバルジャンが
コゼットへの親の愛情が芽生えて、自分の生への希望が生まれてくるというのも素直に感動した。

追記:それからこれは映像ならではだな、と思ったのはスクリーンショットがパノラマになった時。
特にバルジャンが黄色い証書を破り捨てたあとにカメラがぐぐーんと引いて町全体が見えた時や
パリの下町のごみごみした様子、そしてジャベールが自殺する下水がセーヌ川に流れ込むところ。
舞台ではジャベールはやはり橋の上から飛び込み自殺しますし、一応下水の流れる汚い川に
飛び込むということになっています(原作がそうだから)が、もちろん舞台ではその下水とかは
表現できないので、照明のトリックで自殺のシーンを演出しています。
でも映画だとばっちり視覚で見せることができて、そこのところは印象に残っています。


でも肝心の主人公たちがいまいちだったかなぁ。
バルジャンのHugh Jackmanはみんないい!っていうけど、私としては普通。
Bring Him Homeのシーンで歩き回っていたのはあの神聖さをかもし出すナンバーには致命的だったかも。

ジャベールはね、難しい役です、はい。
ソロも2曲だし、ヒール役だし、バルジャンに比べて出演する時間も短い。
たった2曲のソロで(というか最初のソロで)ジャベールというキャラクターをdefineしないといけないから
本当にジャベールを演じる役者はいろいろと要求されるのです。

ジャベールは最初からわかるように、法が命、この世の中には善悪が最初から決まっていて
悪人は決して更正することはありえない、と信じきっている人です。
自分は法に沿って、神の教えに沿って生きているからこの世に怖いものは一つもない、
自分はいつも正しい!と正義を振りかざしている人です。
そんな人が畏敬を感じているのはやはり天地全能の神、
天に輝く星はその神が闇を照らす光で神聖なもの、
その星に誓う、必ずやつを見つけるぞ、私は正義であり神の使いだ、と歌うのがStarsです。
だからその「ゆるぎない信念」がナンバーの後半に打ち出されないと、
ジャベールという複雑なキャラが不明確なままストーリーが進んでしまって、
ジャベールの自殺のソロで、どうしてそこで自殺しないといけないの?になってしまう。
彼の「ゆるぎない信念」が揺らいで、自分がもしかして間違っていたかもしれない?と
思ったときからもう彼の世界が崩れていってしまった、
とり返しのつかない闇に吸い込まれていくという結果になるのです。
まあ何もいわずにPhilip のStarsを見てください

Russell Croweが歌えないのは仕方ない、彼はビジュアルと有名度でキャストされたのでしょうから。
でもその分演技でカバーしないといけなかったのに、残念ながらそれもできていなかった。
きっと歌うので精一杯で気持ちに余裕がなかったのでは、と思います。
ファンティーヌが死んだ後、病院で対決するときのナンバーは二人が別々のことを歌っていて
ゾクゾクするはずですが、ナンバーが緊迫してなかった。

それとなぜ映画のジャベールは短髪なんでしょうか?
あのころの警官とかみんな長髪で髪を後ろに束ねているんだけど(フィリップの画像参照)
なんだかすごく不自然でした。Croweはヅラを拒否したのかしら?
舞台ではいっつもキチっとしているジャベールが、自殺のシーンでは髪がパラっと数本乱れるのです。
それだけでジャベールのアンバランスさがかもし出せるのですが、
Croweのジャベールは最後まで不安とか疑いとか迷いが全然感じられませんでした。

あとみんなが絶賛するAnne Hathawayのファンティーヌですが、
ううむ、彼女は予告編のI Dream a Dreamがよかったんですが(別テイクですよね?)
クローズアップで後半叫ぶように歌うのはなんというか押し付けがましいというか(あ、いっちゃった・笑)
ちょっと残念でした。

オリジナルバルジャンのColmは司教として出演していますが、
銀のキャンドルホルダーをバルジャンにあげたあと、I have SAVED your soul for Godって
歌っていて、おや?と思いました。
家に帰ってきてチェックしたらやっぱりオリジナルでは
I have Bought your soul for Godになってました。
オリジナルのほうがいいな~、
あのキャンドルホルダーはどこにいくにもバルジャンが大事に持っているもので
あれで彼の魂が神によって救われた(買い取られた)というのがより明確になると思います。
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by quast | 2012-12-30 04:55 | まったり日記 | Comments(21)
Commented by 24601 at 2012-12-29 14:51 x
おお、見てきたんですね。日本公開がロンドンプレミアを除くと世界で一番早かったのは、やはり天皇陛下のおかげでしょうかね。ミラノではいつかなあと思ったら、イタリア公開なんて1月末ですよ。というわけで帰国してから見に行こうと思いつつも、なかなか気が進まず、というか、映画版に思い入れも期待もまったくないんですね。でも年内に見ておきたいかなあと思うので(だって大画面でもう一度観たくなっちゃうかも知れないじゃないですか)、今夜にでも行ってみようかなあ。だけど映画で3時間近い長さって、半分、拷問?ワン・デイ・モアを聞いたら、トイレに行きたくなっちゃうかも。
Commented by quast at 2012-12-29 15:52
うふふ、HNが24601の貴方でしたら公開日初日に行かなきゃ(笑)。
やっぱり大劇場で一度は見ておくべきでしょう。
私も途中でトイレに行きたくなりましたが、どのシーンで席を立ったら
いいか迷って結局最後まで席を立ちませんでした。
みたら感想を聞かせてくださいね。
Commented by camelstraycat at 2012-12-30 12:58
こんにちは!先程は拙ブログにコメントありがとうございました。
うふふ、私もジャベールの自殺のところ、同じように感じました。あれじゃなぜ自殺するのか伝わりませんよね。私もquastさんと全く同じ事、書こうかなと思ったんですが、あまりコアな内容なので判る人いるかしら?と思って止めました(;^_^。でも同じように感じてくださる方がいて嬉しいです。ファンテーヌに関してもね‥(;^_^A
今帰郷していて携帯からなので、キャストの経歴に関する誤記を訂正できないのですが、後で書き直しておきますね。それでは又宜しくお願いします。
Commented by quast at 2012-12-30 16:53
>straycatさま、
こんにちは!わざわざお越しくださってありがとうございました。
ははは、コアすぎましたか?まあ演劇関係ばっかりのブログなんで
読みにいらっしゃる人もコアだからいいということにしておきます。
Commented by 24601 at 2012-12-31 04:15 x
結局、あのあと見に行ったんですけどね。帰宅した勢いでここに書いちゃうと「あの映画版で泣けるのはミーハーな年増女だけ」みたいな問題発言しちゃいそうなので、やめておきました。
耐えられなかったのがアン・ハサウェイ。映画やテレビの俳優さんって、語尾の子音がはっきりしないんですよね。これが前歯も抜いて、体当たりの熱演というのならともかく、あれではお金をもらって人に歌を聴かせるレベルではないですよ。マーニ・ニクソンに吹き替えてもらいたかったです。というか、もう少し若いブロンド美人がよかったなと。コゼット役が映画版マンマ・ミーアの娘役と聞いて、まったく期待してなかったのだけれど、彼女がファンティーヌならよかったのに。
キャストをまったく知らずに見に行ったので驚いたのがアンジョルラスのアーロン。テレビドラマにもちょこちょこ見かけていましたが、久しぶりに歌う彼の姿が見られて嬉しかったです。(実は前にお話もして、サインももらっているミーハーだったりする)
Commented by 24601 at 2012-12-31 04:17 x
この映画のコンセプトはふたたび原作に戻って舞台作品として完成していたものを万人受けするように作り直すということだったのかなと思います。そのために主役であるバルジャンをたてる場面が追加され、敵役とも言えるジャベールの出番が増え、舞台作品として面白かった学生たちの群衆劇としてのおもしろさがなくなってしまったのだと。パリ初演版では登場していたもののその後カットされたマリウスの祖父を再登場させたり、原作通りにマリウスの手紙をガブローシュが届けに行く必要があったのかは大いに疑問ですが。ワン・デイ・モアはカットされたのかと思いましたよ。
笑っちゃうのが字幕。「靴は履いたままでいいわ」ですと。確かに"You can wear your shoes"なんですが、そのまま直訳した字幕担当者って、何者?岩谷先生の東宝版の訳詞も参考としているそうなんですが、そのためか「レッド」と「ブラック」なんですよ。ここは字幕なら字幕らしくすっきりと「赤」と「黒」でしょう。
Commented by 24601 at 2012-12-31 04:51 x
舞台は新演出版も見ているし、英語の歌詞もほとんど諳んじていて、日本語版の歌詞もすんなりでてきてしまうので、これだけ舞台を見てしまっていると、舞台と映画の違いが気になりすぎて素直に楽しめないというのもありますね。新曲といえるのはコゼットを連れ帰るときのバルジャンの歌だけみたいだったけれど、けっこうあちこち歌詞をいじっていたので、それも落ち着かない原因のひとつかな。
それにしても映画ならではの魅力というのは、けして、超クローズアップで俳優の顔が見られることではないと思うんですよね。かといって、破いた黄色い仮釈放許可証が風に吹き飛ばされていくCGにより、物語の世界が大きく広がるわけでもなかったような。カット割りで時代背景や状況を見せるところと、アップで心理面の変化を見せるところのメリハリが欲しかったと思います。
Commented by 24601 at 2012-12-31 05:50 x
ラッセル・クロウの方はあまり気にすることなく、すんなりと見てしまいました。だけど映画版のジャベール、出番が増えた分、なんか変な演出も多くて「信念の人」というのが伝わないのが残念。だいたい高いところを歩いて見せたり、あれでは最初から自殺志願者ですよ。出生の理由から、コチコチのまじめ君であるはずなのになんかイヤーな奴だし。
間の悪いときに工場にいる市長に着任の挨拶に訪れてバルジャンの気をそらし、ファンティーヌが工場を追い出される原因となったりと、バルジャンの引き立て役に徹したんでしょうかねえ。というか、これはやはり映画界のキリスト教勢力が優勢ということなんだと思います。そうでなければバルジャンの世界観にそれまで自分の信じてきたものすべてが覆され、かといってそれに賛同することもできず、絶対にありえないはずの「自ら命を絶つ」という行為に至るドラマチックでかつ大いに胸打たれるであろう場面をあのようには作らないだろうなと思うんですが。
舞台上での演出をことごとく排除しての映画版?これはやはりテレビのミニシリーズを専門にしてきた人を監督にしてしまったのが間違いじゃないのかなあ。
Commented by 24601 at 2012-12-31 06:05 x
最後に司教様が押しつけがましくてイヤでした。でも司教様役がコルム・ウィルキンソン(別称:スケベ親父)だったのと、手紙を届けに行くのがガブローシュだったのでこれで最後にエポニーヌがお迎えにくることはないと察していたんですけどね。このバルジャンのお迎えがファンティーヌとエポニーヌの二人であるというのは何故だろうと常々思っていたのですが、友人の「ファンティーヌはコゼットを、エポニーヌはマリウスを祝福しに来ているんじゃないの?」説に半ば納得してはいたのです。
それが天に召されたらスケベ親父が待っていて、「そもそもおまえの魂はわしが銀の燭台で買い取ったんじゃ!」と言われたときには「ジャベールの待ってる下に行きます」って言いたくなりそうじゃないですか。
Commented by quast at 2013-01-01 08:51
>「あの映画版で泣けるのはミーハーな年増女だけ」みたいな問題発言しちゃいそうなので、やめておきました。

結局書いてるじゃないですか!(笑)
アメリカのシアターゴーアーズでもこの映画は賛否両論です。
面白いなと思うのは、舞台のレミゼってファン以外のシアターゴーアーズからはファントム、サイゴンとならんで「ロンドンから輸入された陳腐なメロドラマ」みたいな扱いで、ロングラニング中からもリバイバル上演のときも評価されてきていないんですよね。それなのに「レミゼなんて、ケっ」って言っていた人に限って「良かった」とか言っているのを聞くと、それほどオリジナルの舞台に入れ込んでいないから、映画も受け入れやすかったのかなって思います。

舞台をみたことのない人で映画みて絶賛しているレポとか読んで、「ああ無情の原作をミュージカル化した映画」なんて書いてあると「をいをい、ミュージカル作品を映画化したんです」と訂正してあげたくなります。
Commented by quast at 2013-01-01 08:53
ファンティーヌはオーバーアクション気味でしたが、出番は少なくてソロも1曲でしょう、だから私としては前半さっさと退場してくれたので、許せます(笑)。なのに24601さんは全編ででてきて重要なソロ2曲あるジャベールのラッセルを気にすることなくみれた、ってやっぱりそれはバイアスかかってませんか?(笑)いい男はなんでも許せるってやつ。

金髪のファンティーヌがよかったって、コゼット役のアマンダはファンティーヌ役も狙っていたそうです。

おっしゃるように学生たちはマリウスとアンジェラスとその他大勢の扱いになっていましたね。だからDrink with meを歌われても観客は学生たちに心情的になりにくいと思いました。
Commented by quast at 2013-01-01 08:55
>最後に司教様が押しつけがましくてイヤでした。

いやこれは聞いた話ですが、1)原作でバルジャンが死の前の告解のときに、「誰か神父を呼びましょうか」ときかれて「いえ、私には神父さまはいつもいます」というような返事をするそうです。これはあの司祭がいつ片時もバルジャンの心から離れることはなかった、という意味ではないでしょうか?だとすると死んだ後司祭が出迎えてくれる(それがバルジャンの望み)というのはまったく不自然ではありません。2)舞台のワークショップの時にはバルジャンの死の場面には司祭とファンティーヌだったそうですが、ご存知のように演出家は当時のエポニーヌと結局結婚したので、演出家がエポニーヌに変えたのもわかります。

舞台版ではファンティーヌとエポがバルジャンのもとに現れるのは、ファンティーヌはコゼットをいつも見守っていて、エポはマリウスをいつも見守っている(祝福しているとは思えませんが)から、という解釈では当てはまるとは思いますが、映画ではエポはバルジャンと接点が全くないので、あそこでエポが出てきたら、普通の観客には??になってしまうことを避けたかったのでしょう。
Commented by quast at 2013-01-01 08:55
それにしても誰かが書いていましたが、ファンティーヌは天国に行っても短い髪のままって気の毒ですね。舞台ではちゃんとロングヘアに戻っているのに。だから私には生々しく感じられたのかもしれません。天国にいって救われたんだったら、綺麗な幸せなファンティーヌとして現れても不思議じゃないと思うもの。
Commented by 24601 at 2013-01-02 02:06 x
フィナーレはあれが正解というか、正しく感動的だとは思うんですよ。だけど、司教様がスケベ親父というか、肥えた豚というか、余計なことを思ってしまったもので。何も知らずに彼に気づかずに見ていたら幸せだったなあと。映画版ではエポニーヌがバルジャンに手紙を届けないだけでなく、声質もフランシス・ルフェーブルや歌穂さんみたいなエポニーヌ声ではなかったから、ファンティーヌとの重唱のおもしろさもなかっただろうし。だけど舞台のファンティーヌの基本は最後もショートヘアのままですよ。きれいにセットしてあるけど。
Commented by 24601 at 2013-01-02 03:35 x
舞台のファンティーヌとジャベールのどちらに思い入れがあるかで、アンとラッセルのどちらが許せるかって変わるのかも。ファンティーヌは重要ですよ。舞台に登場する最初の悲劇の人で、これにより観客を涙させ舞台に引き込まなくちゃならないんだもの。そして最後に幸せになるコゼットの母であるわけだし。これだけ原作回帰にこだわった映画版の制作陣がなぜ公開時には三十路に達するブルネットで良しとしたのか理解できない。というか、アン・ハサウェイって、そんなにビッグ・ネーム?あれだけはっきりと、ファンティーヌのあだ名は「ブロンド」と書かれているのに!アマンダの方が良かったなあ。
Commented by 24601 at 2013-01-02 03:36 x
舞台のジャベールの特徴は大きなソロが2曲あり、バルジャン同様に他の役をかけもたないということなんですよね。歌さえきっちり歌えれば、あとは決まった所作をするだけで形になってしまうからヨーロッパだとオペラ歌手が歌うことが多かったし。いままで真実一路の一直線だったのが、ポキッと折れたように自殺するのかと考えていたけれど、「対決」の中の「牢獄で俺は生まれた 貴様と同じウジ虫なのだ」という歌詞を見直してみると、そうか彼は常に悩んでいたのね、自殺という行為はいつ起きても不思議ではなかったのかも知れないという映画版の演出も理解できるかなあなんていまは思えるのでした。というか、ラッセルの歌が下手だなんて、映画を見ながらちっとも考えませんでしたよ。歌詞の伝わらないアンに対して、言葉は明快だったもの。
Commented by 24601 at 2013-01-02 03:37 x
よく考えてみたんですが、やはり、ヒューとラッセルとアーロンの3人から誘われたら、迷うことなくラッセルかな。(実は考えるまでもなく即答だったりする)

なんかねえ、舞台ファンはいっそのこと、コンプリート版の録音あたりに映像だけつけてもらった方が嬉しかったんじゃないかなあ。
Commented by quast at 2013-01-02 09:53
アンはアマンダより全然有名ですよ、オスカーの司会を務めたぐらいですし、実績も出演する映画の規模が違います。

それに思い入れレベルだったらファンティーヌとジャベールではやっぱり敵役のジャベールに注目する人のほうが多いと思います。私は映画をみているときはもうなるべくジャベールの歌は聴くまい(笑)としていたので、サントラのクリップのジャベールの自殺のところを聞いてみたら、やっぱり「これじゃ気持ちが全然つたわらないでしょう」と再確認してしまいました。

>決まった所作をするだけで形になってしまう

それはあまりに短絡的な考えではないかしら?ロボットじゃないんだから、形だけでは重要な二番手は務められないでしょう。ロンドンにわざわざ見に行ったときのイーサン・フリーマンがそんな感じでした。歌はいうことなかったけど、気持ち的にジャベールとして満足できませんでした。
Commented by quast at 2013-01-02 09:53

>言葉が明快
それはラッセルが歌っているのではなく、ダイアローグとしていっているからです。そのためpunctuationがまったくなくなってしまっています。

ご存知のようにConfrontationでバルジャンとジャベが同時に「ジャベール!」というところがありますが、パンチがまったくなく、流れていました。同じことがジャベールの自殺の歌詞It is Valjean or Javert!のところでもおこっています。だからラッセルが全く歌詞の物語性を理解しないまま歌っている、としか思えません。私としてはラッセル以外だれがオーディションしたのか知りたいところです。
Commented by 24601 at 2013-01-02 17:31 x
そういえばジャベール役って、ポール・ベタニーに決まっていたんじゃなかったっけと、ふと思ったのですが。コリン・ファースという話も前にはあったような。それにしても主演の二人がオーストラリア方面って、流刑地のイメージ?
個人的にはパリで舞台版を見た段階でレ・ミゼラブルは卒業してしまっている(気分だった)ので映画版はどうでも良かったのですが、これまであちこちの舞台で見てきた配役の中で感動したり大好きだったと言えるのは滝田栄さんのバルジャン、島田歌穂さんのエポニーヌ、内田直哉さんのアンジョルラス、デイジー・イーガンの幼いコゼット、そしてヒュー・パナローのマリウスくらいかな。10周年記念と25周年記念のコンサートに関してはCDもDVDも持ってないし。やっぱり生の舞台が好き。
Commented by quast at 2013-01-03 15:14
ラッセルに決まる前はそういううわさもありましたが、consideredで決まりではなかったみたいです。私は歌が歌えたらSean BeanとかViggo Mortensenとかがよかったかも(笑)。

私がみたエポニーヌはサットンが一番よかったかな。舞台としては円形ステージで上演したバージョンがかなりよかったです。